乳がんブログ

ある日突然、乳がんの告知を受けたわたしの記録。初めてのことだらけで不安なので、書き記して気持ちを落ち着けたいと思います。

MRIつらい

昨日、MRIを受けてきた。

結論から言って、今のところ1番怖い検査!

造影剤がなければまだ我慢できたけど、本当辛かった。

病になるって本当にいろいろしんどい。

 

朝、病院に行き、診察着に。

MRIのお部屋に入ると、上着をはだけて、胸と顔に穴が空いたベッドにうつ伏せで寝るように言われる。

最初に点滴しないまま?と不安になるが、もしかしてた造影剤なしなのかも、と淡い期待を抱いてました。浅はかな自分。

 

ヘッドフォンをつけられて、ブザーを握らされ、何かあったら押すように言われる。

何かの度合いが分からず、恐怖でかちこちのまま診察スタート。

 

ガーガービービー!!!

ピーっ。

体がビクッとしてしまう。

甲高い音に変わったら、何故か目の下が痙攣を起こし始め、ブザーを押すべきか悩む。

これは精神的なものなのか、磁力のせいなのか?

背中もなんか熱くなってきた気がする。

でも、中断して、また別日になったら最悪だし、診察できないのも困るからがまん。

 

30分くらいしたら、中に人がきて、造影剤投入とのこと。

え、うつ伏せのまま、今から針を刺すの!?

無理無理無理。

と叫びたかったけど、動いてはいけないと言われ、そのまま腕を捻られる。

普段でも血管見えにくいのに、これはまずいと心臓が張り裂けそう。

思った通り、腕の折れ目では見つからないようで、手首のあたりを触り始めた。

そこは痛いと、昔の採血で知ってるやつ!!

アルコールを塗られ、容赦なく刺される。

 

あー!!!

細い血管がひくついているのがわかる。

 

そのまま、液体が流れてきて、また何かあったらブザーをと言われて、無人に。

程なくして、造影剤投入。

 

CTの時のように体が熱くなると思っていたら、全く違う現象が。

目が回り宇宙空間でグルグル回る自分の姿が。

あれ、これは、死ぬのか?

やばくないですか?

ブザー押すべき?

すごい勢いで目が回り、MRIの騒音が鳴り響き、考えがまとまらない。

 

でも、血管から無理やり何かが流れ込んでくる感覚で、ブザーを押すのをやめた。

だって、今中断して、またもう一度この体験をするのは、絶対にむり!

痛い怖い目がまわる。

これを一度で済ませることが何よりもベストと思い我慢。

 

5分くらいで撮影終わり。

いや、本当めちゃくちゃ頑張った。

2分後くらいから目がまわるのも治ったので、なんとかベッドから起き上がり、腕の痛みに驚く。

 

看護師さんに、点滴の刺したところがすごく痛いと伝えると、点滴をした先生が、止血テープを剥がして腕を見て一言。

 

液が漏れた様子もないし、腫れてもないし、大丈夫でしょ。

 

痛いというわたしの事実は関係ないのね。 大学病院ってみんな忙しくて冷たいな。

そのまま着替えて、帰されました。

お水飲むようにとかもなくて、CTの時の優しいお姉さんに会いたくなる。

 

その日1日中、腕が痛いし、何なら今日も痛い。

あざになってるし、手首の近くから点滴したから、血管が完全に負けたんでしょうね。

 

こんなことで、抗がん剤の点滴乗り切れるのかな。

血管弱すぎて、今後の治療が心配。

なってこった。また不安なこと増えてしまった。