乳がんブログ

ある日突然、乳がんの告知を受けたわたしの記録。初めてのことだらけで不安なので、書き記して気持ちを落ち着けたいと思います。

睡眠

3日目。やっと眠れた。といっても、この時間に目が覚めてブログを書いているので、まだまだ精神的に参っている様子。

 

夜に母から電話をもらった。

母なりに知り合いなどに乳がんのことを聞いてきたとのこと。

80を越えた方がなったけど、手術3日目でもう外出できたし、全然平気だよという話を聞いてきたようだ。

なので思うほど心配するようなことではないと結論を出したのか、昨日の優しい言葉とは一転、好き勝手に生きてきたから神様からちゃんと考えろと言われたのよ、と言われた。

電話でもきついセリフだった。

彼女なりの励ましなのだろう。

でも、今のわたしにはかなり辛い言葉で、ストレスどころの話ではない。

これが自分の話でなければ、言い返して喧嘩にでもなるところだけど、流石に今はそんな気力もなく何も返答せずに泣いてしまった。

流石に母も少し言いすぎたかと思ったのか、未来をちゃんと考えなさい、みたいなことを言って終わりになった。

 

治る病気だし、すぐ死ぬこともないけれど、今はただ転移してないかだけが気がかり。

去年から心臓が痛むことを、先生に話したときに、転移の可能性をほのめかされた。

だとしたら、乳がんだけの闘いではなくなるし、余命という言葉もちらついてくる。

悪い方に妄想するのは簡単だから、できるだけ考えないようにしたい。

 

誰に頼り、誰に不安を伝えたらいいのか。

両親ではないということは、なんとなく感じている。

考え方が違うから距離を置いて生きてきたことを、改めて実感させられた。

でも、尊敬も感謝も申し訳なさもある。

彼らの前では、平気なふりをして、1人でも闘えると言うしかない。

 

きっと大丈夫。

1日たってみて

こんなに自分のメンタルが弱いとは。

眠れない食欲ない、ないないない。

でも仕事はあるので、会社へ。

歩いているだけで、ふと親への申し訳なさで涙が溢れそうになる。

マスクなかったら、口も歪んでかなりブサイク。

とにかく、泣けと言われれば1秒で泣ける。

でも、泣いても仕方ない。

何も変わらない。

これからのこと考えなければ。

 

親不孝なのはもうかわらないので、1人では戦えないと、素直に母に頼るメールを入れた。

本当にどうしょうもない娘。

結婚も出産もしないで、乳がんになって、親に抗がん剤治療もあるので、近くにいて欲しいと言うなんて。

 

なんでもしてあげると言われた。

死にたくないけど、消えてしまいたい。

どうやってこの恩返しを母にしていけばいいのだろう。

 

まだ死ねないと思った。

元気になりたいと思った。

乳がんになった日

健康診断で再検診になってから、大学病院でエコーをして、細胞検査をすることに…。

そして、今日その結果を聞きに行ってきた。

 

結果は乳がん

 

しかも、トリプルネガティブという種類で、抗がん剤治療をすることになるらしい。

頭が真っ白で、よくわからないまま帰宅して仕事に戻る。

とりあえず上司に報告。親にも報告。

地方にいる両親は、今すぐ帰ってこいと言ってくれたが、仕事もあるし東京で治療することを希望して、一旦電話を切った。

 

調べてはいけないと思いつつ、ネットでいろいろ検索。

マイナスな気持ちしか生まれない。

背中も痛いけど、転移してるのか?

心臓も痛い気がする。

もう、止めどなくマイナス。

 

気持ちを切り替えてブログを始めることにした。

ここにいろんな気持ちや、これから起こることを書いていこう。

 

死ぬまで元気だと思ってたけど、人生折り返しでこんなことが待っているなんて。

乗り切れる試練ならいいなと思う。

 

明日は、告知されたことの詳細を書いていきたいと思う。

今日は、まだ何も失っていない体を大事に労って眠りにつきたい。